
「放浪記」2000回達成という偉業に挑む女優 森光子さんの激動の生涯をまとめた単行本
「女優 森光子 大正・昭和・平成―八十八年激動の軌跡―」が発売された。篠山紀信は
「放浪記」の楽屋、舞台、そしてスタジオで撮影を敢行。情感あふれる舞台と、
森さんの若々しいパワーに圧倒された篠山は、次のように語る。
『僕のスタジオは地下2階にあってエレベーターがない。こんな不便なスタジオにも
森さんは足を運んでくださる。そんな森さんに僕はすごく恐縮していて、ポーズに無理な
注文などとても言えない。無難にキレイな写真だけを撮っていると、森さんはそんな
僕の気持を見抜いて「もっと元気な写真を撮りましょうよ。」と、自らあのカフェで盆を持って
踊るシーンを再現し、笑顔で片脚を上げ、おどけて見せる。「そう、これだったんだ、
僕の欲しい写真は。」「そんなことは先刻承知よ。」とばかり森さんはどんどん過激に踊りつづける。
「一体いくつなんだ、森さんて…。」
こういう人です、森光子さんは。すばらしい!』(単行本より抜粋)
「女優 森光子 大正・昭和・平成―八十八年激動の軌跡―」
2009年1月26日発売、3150円、集英社
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-7813
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